【日記】2月10日 熱量は正義
昨日の一件があり、とても仕事をする気になれなかったので今日は休ませてもらった。
気分転換に映画でも観に行くかとslam dunkを見た。
10年前、バイトで鬱になって号泣した後、中野に繰り出した時を思い出した。
平日の午前中にも関わらずほぼ満員。
自分は時間を勘違いしてて10分遅れて入った。
とても熱い体験ができる映画だった。
最初はいろいろ批判されてたけど、蓋を開ければ多数の人に評価されてた。
これは熱量が人を惹きつけてるんだなと感じた。
同時に、自分が昨日爆発した事は間違いではなかったと確信が持てた。
熱量は相手を動かす力がある、そう確信した。
それが分かっただけでも映画見に行って良かったと思った。
以下、詳細な映画感想。
最初の10分間は3DCGと新キャストの声に違和感を感じてなかなか没入できなかった。
でも3DCGは試合シーンだけで他は作画だった。
なので3DCG3割、作画7割。
カメラとキャラが動けばいくらか違和感を軽減されて見えた。
でも、大きい動きをするとやはり3DCGだなと思った。
カッコいいカットがいくつもあった(特にバックパスのシーン)
1番痺れたのは流川が覚醒してパスを始めてから湘北がチームとして機能し始めたところ。
井上雄彦監督は「原作ファンを無視してでも新しい事がやりたかった」と勝手に思っていたけど実際に見たらファンの事を考えて作ってくれたんやなというシーンが垣間見れて目がうるうるした。
とにかく演出が上手くて、無音のシーンは自分が音を立ててはいけないという緊張感すら会場を包んでいた。
これぞ映画体験という感覚を味わえた。
こんな熱い映像を同じ場所にいる大勢の観客にぶつける事が出来るのはさぞ気持ち良いだろうなと思った。
監督1人だけの力ではなく、大勢のスタッフありきの力なのでコントロールは大変だと思うけれども・・・
桜木の声だけは元が染み付いてるだけにやっぱり違和感あったかな〜・・・