デジハリ入学は失敗だったのか?
更新日:2021年2月23日
デジハリへ4月に入学し、あと2カ月で卒業します。
仕事を辞め、CGやデザインについて基礎からちゃんと勉強したい、そして映像作家になりたい。
という理由から入学しました。
いろいろと学校側に対して不満もありますが、ここで愚痴を書いても何も改善しないので控えますが、下記に書かれてることは概ね事実です。
https://search.knowledgecommunication.jp/review/s96/
あんまりこういったサイトって信憑性が微妙ですが、実際通った身としては「確かにな」と通じるものがありました。
運営事務局の対応の悪さとかは大きめの専門学校とかでもよくある話ですが、
社会人向けの学校でこの対応は残念としか言えません。
不誠実な企業は淘汰されるのでデジハリも自然と衰退していくでしょう。
実際に通った感想として、
「純粋に技術の向上だけ求めるならばデジハリは不適だった」
ということが言えます。
入学前に学校の評判などリサーチを疎かにした情弱な自分が愚かでした。
もし、この事実を知ったうえで1年前の自分に声をかけるならば
「もっと別の良い選択肢がある」と伝えたいです。
今はオンラインでも質の高い授業を受けることが出来ます。
https://xn--3dcg-4y7kl82e.com/2020/02/09/cg_onlineschool/
上記サイトなどで調べたり、とにかく事前のリサーチはした方が良いです。
コロナ禍で授業はほぼオンラインで受けたのですが、特に不都合もなく受けることができました。
有料のチュートリアルサイトも充実している時代なので自宅でも技術は磨けます。
デジハリの学費150万円を有効活用するならば、
①ハイスペックPCを購入し、環境を整える(50万円~)
②書籍や有料のチュートリアルサイトを勉強する(50万円~)
③デッサン講座、シナリオ講座、造形講座を別途受講する(20万円~)
こうするべきだったと思います。
もし、本気で就職を考えてて専門学校を検討している人であれば上記が賢いお金の使い方だと思います。
実際にいろんなCG会社で仕事をしてきた自分が言えることは、
「自発的に技術を学べない人は就職しても幸せにはなれない」
ということです。
学校は補助輪でしかないので、自分の足を動かさない限り前には進みません。
これは高い学費を払う親御さんにも是非伝えたいです。
自分がデジハリで良かったと感じた点は、
「独学では使う機会のなかったであろうCGソフトについて学ぶことが出来た」
「動画教材が豊富で、基礎知識は学べた」
「課題制作という締め切りがあるので成長しやすい」
「アウトプットすることで自分の得手、不得手が分かる」
「自分になかった視点でフィードバックがもらえる」
「他の生徒から刺激を受けられて、新しい知見が得られる」
「いろんなコンテストの存在を知ることが出来た」
といったことでした。
これらも他のオンライン講義でもカバーできると思う内容なので、やはりデジハリならではのメリットは極めて薄かったと思いますw
僕は4年ローンで学費を払ってるので毎月の引き落としを見るたび心が痛みそうです(;´Д`)
そんな自分が残り2カ月、どう過ごせば有意義になるか考えてみました。
①学校の施設を活用する(PC、図書室の本、3Dプリンタなど)
②動画教材を全部こなす。
将来、自分がコンテストで受賞出来たら150万払って良かったと思えるかもしれないです。